MISSION
日本プロ野球名球会(以下、名球会)は、1978年7月24日、プロ野球界の裾野を広げるとともに、社会的に恵まれない方々への還元を目的として設立されました。創設当初の会員数は、投手8名・野手10名でしたが、2023年10月時点で、投手17名・野手48名に拡大しています。
時代の変化とともに組織も進化を遂げています。
入会資格は、かつては「投手200勝以上」「野手2000安打以上」が基準とされていましたが、現在は投手の分業制を反映し、「投手200勝または250セーブ以上」が対象となっています。また、日本人メジャーリーガーの活躍に伴い、日米通算記録も入会資格に加えられました。
発足以来、名球会は「健全なる青少年の育成」と「社会貢献活動の推進」を柱に、幅広い活動を展開しています。少年野球教室を通じた技術指導や支援をはじめ、野球振興のための取り組みは国内にとどまらず、台湾・韓国・フィリピン・ベトナムなど、アジア諸国にも広がっています。
さらに、震災や台風などの自然災害が発生した際には、被災地支援活動にも積極的に取り組んでいます。チャリティゴルフなどを通じて集められた募金は、日本赤十字社や社会福祉団体などを通じ、社会的に困難な状況にある方々への支援に役立てられています。
こうした活動が日本のプロ野球界のさらなる発展につながると私たちは信じています。そして、数多くの選手たちが栄光を目指し、名球会を目標に日々努力を重ねてくれることを、心より願っています。
名球会は、これからもすべての野球選手の目標であり続けたいと考えています。
組織概要
法人名
一般社団法人 日本プロ野球名球会
顧問
王 貞治 山本 浩二
理事長
古田 敦也
副理事長
佐々木 主浩
理 事
東尾 修 谷繁 元信 宮本慎也 内川聖一
設立日
2010年10月15日
所在地
〒104-0031 東京都中央区京橋
沿 革
1978年7月24日に発足、1981年9月8日に株式会社に法人化し、2010年10月15日に一般社団法人となる。
シンボルマーク

名球会は、このような好影響をさらに広げていくことを使命とする団体でありたいと考えています。その思いをかたちにするため、そして今後の意義ある活動への願いを込めて、「明日への希望」をシンボルマークのテーマとしました。
モチーフには、自由に空を駆け巡る伝説の天馬ペガサス(ギリシャ神話に登場する、翼を持つ白馬)と白球を組み合わせました。そこには、野球が持つ健全で夢のあるイメージを表現するとともに、未来を担う子どもたちにも親しまれ、共感される存在となることを意図しています。
英語表記 “GOLDEN PLAYERS CLUB” について
“GOLDEN PLAYERS CLUB”は、「名球会」の英語表記にあたります。
「金字塔を打ち立てた選手たちの集まり」という意味を込め、“GOLD”の語を用いて命名しました。