追悼「さよなら 20世紀最後の200勝投手・北別府学さん」
プロ野球、広島東洋カープ一筋で19年間プレーし、大エースとして球団最多の通算213勝を挙げた北別府学さん(65)が、2023年6月16日にご逝去されました。
宮崎・都城農高からドラフト1位で広島東洋カープに入団し、〝精密機械〟と評された抜群のコントロールで、投手王国カープの黄金時代を牽引しました。
79年はチーム最多の17勝を挙げて球団初の日本一に貢献し、5度のリーグ優勝と3度の日本一に導きました。86年には最多勝、最優秀防御率、最高勝率を獲得、初のリーグ最優秀選手と2度目の沢村賞にも選出されました。
現役引退後は、日本プロ野球名球会会員として、豊かな社会づくりと野球文化の発展を目的に、国内・東南アジア諸国で野球教室を展開し、精力的に社会貢献活動を推進していただきました。
2020年1月に成人T細胞白血病(ATL)を公表、昨年6月には敗血症の発症して、闘病生活を続けていました。
昨年2月、療養中にもかかわらずファンの皆様への近況報告としてご出演された名球会公式YouTubeの貴重な映像で北別府学さんを偲びながら、ぜひご覧ください。
ご生前のご功績を偲び、謹んで哀悼の意を捧げますとともに、心からご冥福をお祈りいたします。
<北別府学さん 名球会チャンネル出演回>
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