【訃報】南海のリードオフマン 広瀬叔功氏 ご逝去のお知らせ
名球会会員であり、南海ホークスの黄金期を支えたリードオフマンとして知られる広瀬叔功さんが、心不全のため2025年11月2日にご逝去されました。享年89歳でした。
広瀬さんは、1955年に南海ホークスへ入団。抜群の俊足と堅実な守備でチームの中心選手として活躍され、通算596盗塁を記録。5年連続盗塁王、ベストナイン、ダイヤモンドグラブ賞など、数々の栄誉に輝かれました。
そのスピードと技術は、当時の日本プロ野球における「機動力野球」の礎を築き、「走攻守に優れた選手」として多くのファンに愛されました。引退後は指導者としても活躍し、南海・ダイエーでコーチ・監督を務め、常に次代の野球人育成に情熱を注がれました。
名球会においても初期会員として参加され、各地で行われる名球会野球教室やチャリティ活動などを通じて、野球の普及と発展に大きく貢献されました。
名球会一同、広瀬叔功さんの長年にわたるご功績に深く敬意と感謝の意を表するとともに、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
2025年11月5日

