顧問 王 貞治氏 文化勲章受章のお知らせ
このたび、王 貞治 顧問が、令和7年11月3日に文化勲章を受章されました。名球会顧問のほか、スポーツ文化・野球文化の振興を担う立場として、国内外におけるその功績がさらに高く評価されたことを、当会として大変光栄に存じます。
王顧問は、選手時代に通算868本塁打を記録し、世界の野球史に燦然と名を刻む「一本足打法」の開発者として、その名を不朽のものとされました。
引退後も監督・球団会長・国際親善大使など、さまざまな立場で野球界を牽引し、青少年育成や国際交流を通じて、野球を文化として広く世界に根付かせる活動を続けてこられました。
さらに、名球会理事長として長きにわたり当団体を牽引し、日本およびアジア各国における野球普及・啓蒙活動の中心的役割を果たしてこられました。その揺るぎないリーダーシップと行動力は、数多くの名球会会員、そして次代を担う若い選手たちに大きな影響を与えています。
こうした多面的かつ継続的な取り組みが、「文化」という枠を超えて社会に深い感動と学びをもたらしたことが、このたびの文化勲章受章に結実したものと確信しております。
名球会は、野球界のレジェンドたちが集い、プロ野球人としての責任と誇りを胸に、次世代育成・地域貢献・野球文化の発展に努めてまいりました。王顧問の受章は、まさにその理念の体現であり、会員一同、心より敬意と祝意を表します。
この栄誉を新たな原動力として、名球会は今後も国内外における野球振興活動をより一層推進してまいります。

